機能性食品や化粧品原料の多くは熱水やエタノールで抽出 されます。CO2 は31 度という比較的低温で超臨界状態と なるので、熱に弱い成分や低極性成分の抽出に適した媒体 です。 コーヒーや鰹節等の香気成分、バラ等植物の精油成分をは じめとした低極性成分の抽出に適した抽出方法です。また、 超臨界CO2 は処理後に気体として除去されるので、抽出素 材の前処理としても応用可能です。例えば、お茶やコーヒー のカフェイン除去や、低極性悪臭成分やワックス成分を予 め除去すること等が挙げられます。 超臨界抽出技術を用いた検討課題について、お気軽にご相 談ください。

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超高圧抽出法とは、必要に応じて溶媒や酵素を添加し、抽 出材料をパウチ密封・脱気した状態に調整し、静水圧で 100MPa の超高圧条件下で抽出する方法です。超高圧条件 下では菌類の働きを抑制したり、抽出効率アップ、熟成作 用等が期待されるので、独自性の高い原料の開発が可能と なります。特に酵素分解を伴う抽出においては、常圧・開 放系の抽出方法では同時に腐敗も進行しておりますが、超 高圧条件下では腐敗は進みません。従って、香りや味の改 善には最適な方法論です。また、密封系抽出ですから、香 気成分や精油成分も比較的保持することができる抽出方法 です。

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弊社では、超臨界、超高圧抽出等の特殊技術を用いた抽出 以外にも、通常の方法論で抽出するエキス類についても製 造受託いたします。 また、抽出、濃縮、粉末化等はじめとして、製剤化への検 討やOEM 製品の提供まで、原料開発からパッケージデザイ ン含めた最終商品に至るまでの全ての工程をサポートさせ ていただきます。

「試してみたいけど、何となく敷居が高い」と感じてしまい がちな超臨界、超高圧抽出技術。お問合わせだけでも結構 ですので、ご相談ください。実生産への応用の計画が無く ても、研究目的、試作のみの依頼も歓迎です。 また、エビデンスの構築や基礎研究についてもご相談くだ さい。大学等の研究室ネットワークとの共同研究について も検討可能です。

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